長屋

長屋でわくわく

長屋物語

自分が住んでいた所は並びに５軒　向かい側に３軒、
３軒で、合計１１件の長屋でした。

ちょうどかんしょに、なっていて
みんなが家族のような感じの長屋でした。

ひとつの家みたいな感じで　何を話しているのか聞こえて
くる感じでした

一級上のお姉さんがいたり、オートバイで仕事に行っているかっこいい

お兄さんがいたり、おばーさんが何人もいてもう大変
でした。自分が

悪いことをすると全てわかっちゃうようなかんじでみんなに順番にしかられた様な 気がします。

何かあると大人の人が集まって井戸端会議が夜おそくまで続いていたと思います。

みんなで夜食事が済んでから

銭湯へいき帰りに三角のコーヒー牛乳を買ってもらって
わいわいとみんなで

帰ってきた事を覚えています。

調味料がないから貸してもらえるとか芋の煮つけをしたから食べてよとか

家の前でたらいに水をためてすいかを冷やしてみんなで
食べてその後

花火をしたことを思い出します。ほとんどが線香花火でしたけど

いろいろ助け合ったりしていたと思います。その時分は
鍵とかは

ほとんど掛けていなくて窓なんかも開けっ放しで木で作った網戸はあったと思いますが、

へんな人が来て覗いていてみんなで大騒ぎして追い返した
事を思い出されます。

今では少なくなったようですけど訪問販売がよくきましたよね。百科辞典とか、そんな中で

白黒テレビをカラーテレビにと言ってテレビにメガネみたいなものを掛けるとカラーテレビになるとか

いてなんかみんなが買って家も買たんですけど、なんか三色の赤色黄色緑色みたいな感じで

横縞のテレビを見ていたようなきがするのは自分だけ
だったのかなぁ

そんな長屋も昭和の終わりごろには立退きでばらばらに
なってしまいました。

大分立ち退かなかったのですが、一軒減り　一軒減りと
寂しくなったのを覚えています。

それても今だに連絡をとりあったりしていてたまに会ったりしています。

今みたいに何が起こっているのか分からないなんてことは
無く近所のことは

みんながみんなで守っていたように自分もすこしでも
その時ように

なれたらなぁと　思うこのごろです。